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あつ~い夏、熱中症に気を付けましょう

ティータイム

今回のテーマは、『あつ~い夏、熱中症に気を付けましょう』です。

熱中症に気を付けましょう

梅雨明けの蒸し暑い日は暑さに慣れてない為、熱中症患者が増える傾向にあります。年々、病院に運ばれる方や亡くなる人も増え夏の深刻な問題になっています。

人間の体は暑くて体温が上がると皮膚の血液量を増やす事で熱を逃がしたり、汗をかくことで体温を調整しています。ところが、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が破たんするなどして、体内に熱がこもることで体の変調をきたすことで起きるのが「熱中症」です。

熱中症を防ぐには、暑さを避ける環境づくりや、こまめな水分・塩分補給はもちろん、疲れを残さず暑さに負けない体づくりも大切です。日常生活で注意したいポイントをいくつかご紹介します。

熱中症予防

こまめな水分と塩分補給

私達の体は半分以上が水分でできています。(成人男子は60%、女性は55%)呼吸、汗による蒸発、尿、便の排泄などで1日約2.5リットルの水分が体から失われています。一般的に1 日3回の食事と体内で合成される水分で1.3リットルの水分は確保できると言われているので、普段の生活で意識して摂る必要があるのは約1.2リットルです。

一度にたくさん飲むのではなく、1日の中で何回かに分けて飲むのがおすすめです。喉がかわいたと感じる前の水分補給が大切です。(例:起床、食事、入浴、就寝などに水分を摂ると無理なく水分補給ができます)

カフェインやアルコールは利尿作用があり、飲んだ以上に体外に排出されることがあるので避けましょう。

汗をかくと塩分も失われるので、運動など多量に汗をかいた場合は、電解質や塩分を含んだスポーツ飲料を摂ることをおすすめします。スポーツ飲料には意外と砂糖が多く含まれていますので、「0キロカロリー」や「糖類控えめ」の商品を選びましょう。

暑さに負けない体づくり

栄養不足になった体は、体温調節機能が低下し、夏の体にさまざまな不調を招き、「熱中症」を引き起こす原因になります。

  • 1日3食バランスのとれた食事を心がける
  • エネルギー源となる糖質、脂質、タンパク質をしっかり補う
  • 疲労回復成分の含まれるクエン酸、ビタミンB群の含まれる食べ物を摂る(暑さを防ぐ環境を整え、疲れた体をリセットすることも大切)
  • 日常生活で暑さを避ける
  • 通気性が良く光を反射する白っぽい色の服を着用する
  • 暑い日中は無理な外出は控える
  • エアコンを上手に活用
  • 入浴時にしっかり湯につかる事で、汗をかきやすい体づくりを心掛ける
暑さに負けない体づくり

「喉が異常に乾いて、水をたくさん飲んでしまう」という方はいませんか?

「水中毒」「糖尿病」という隠れた病気かもしれません。飲み過ぎと感じる人や周囲の人から飲み過ぎと言われる人は、一度、医療機関で相談されることをおすすめします。